先日、友人の依頼でプリザーブドフラワーのウエディングブーケ一式をつくった。
専門書だけでなく、ネットでもリサーチして構想を練っている中で、
Superfly(越智志帆)の「愛を込めて花束を」を何度も聞いた。
Wikiによると、越智さんは「女性から花束を渡す時の気持ちを実感するために
自ら恋人へ小さなブーケを贈り、歌詞の制作やレコーディングに臨んだ」そうだ。
私のブーケは恋人に贈るためではないが、
なるほど“その気になれる”とても高揚感のある歌だ。
で、今月の花は、この春、知人へのお礼などのために愛を込めてつくった花贈り作品だ。
使用したほとんどの花材が、秋でも手にはいるものなので、ご容赦を。
こんな花を贈った。
足元の花は、こんな小さな花カップを寄せ集めてできている。
実際は、上のようにいくつもの花カップに小さくまとめた後、
下のように各花カップにサンダーソニアをポイントにあしらってから寄せ集めている。
で、花の種類を若干変え、こんな花カップ同様に
別の方法でまとめたものもつくり、別の人に贈った。
ほら、こんなの。
左のように3つをハランに包んだ上で、右のようにまた寄せ集めちゃった状態でね。
さらに、こんなまとめ方をしたものも別の人に贈った。ほらほら。
上のように3つの花カップをつくり、下のように馬酔木をアクセントにした、ちょっと和風のね。
そんでもって、下のように、残り花を生け花風にして家に飾った。
あ、真ん中の馬酔木は、上の花カップトリオのアクセントに使っているもの。
面白い枝ぶりなので、花贈りする前に、ちょこっと借りて生けてみた。
Superflyのように恋人へ贈る花束ではないが、
気負いと照れの混じった、私の愛の花贈りだ。