涼を呼べ

夏は暑い。暑いは夏。当り前だけど、ちょっとしんどい。
少しでも心地よく工夫するしかない。

　　　　　　

　　　　　　

2011年9月追記

これらの花作品には、現在、販売が禁止されているウォーターレタス（和名：牡丹浮草）を多用していますが、これらはもう10年近く前の作品であり、当時はそういう法律もない時代でしたので、どうかご了解ださい。

ウォーターレタスは、水に浮かべるととても涼しげで、フォルムも緑の花のようで大好きな花材でした。しかし、これは戦後、鑑賞用に日本に持ち込まれた外来種だそうです。そして、川などに捨てられたのでしょうか、野生化したものがものすごい繁殖力で水面をおおいつくすように増え、環境問題を引き起こしました。
私の家の近くを流れる大川（淀川の分流）の被害も甚大で、ウォーターレタスが密集した部分のおどろおどろしいグリーンに驚愕したことを思い出します。自然の力の脅威に底知れない恐怖を感じたといっても過言ではありません。自然との付きあい方、外来種の取り入れ方、ほんとに難しい問題です。そういう自然と共に私たちは生きているのであり、自然は変化しながら悠久の時間と共に在る。そして、、私たちはその自然の一部に過ぎない生き物なんですね。

★ウォーターレタスについてはウィキペディア　外来生物法のページをご参照ください。

＜2011年8月＞